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研究室概要

研究室概要

研究内容

試験管を用いない高分子光機能性材料の形成とそれを用いた光デバイスの開発
プラズマ支援重合法および真空蒸着法による縮重合反応を用いて、光機能を持つ高分子材料の形成を試みています。これらは真空中での堆積技術であるために、薄膜を半導体プロセス技術と整合性良く形成することができます。しかし、前者は形成した高分子薄膜の分子構造を制御することは可能か、後者は長いπ電子鎖をもつ高分子薄膜を形成することが可能か分かりません。この点を明らかにできないものかと考えています。また、これらの薄膜を用いた光デバイスの作製も試みています。

社会に役立つ研究

光機能性高分子デバイスの実現
地球は鉄を主成分としたマントル、その上に硅石を主成分とした地殻を持っています。更に、有機物が付着することで多様性は増加し、生命圏を形成しています。デバイスの世界も、鉄から硅石そして有機物とその多様性は増すものと考えられます。この有機デバイスを形成するための要素技術の一つを開発できればと考えて研究を行っています。

研究室の特徴

本物見つけとその体験
大学への進学を決めたとき、社会に役立つ新しい技術を考え出したいと思いませんでしたか。どのように考え、行動すれば、このような技術者に成れるのでしょうか。既存の物を是といしないで、常に新たな工夫を考えることを要求されます。このためには、何が考え方の根源なのかを探る必要があります。現実的でもっとも簡単な方法は、本物を見つけ出すこと、そしてそれを自らの体を使って経験することだと考えます。あなたにとっての本物は何でしょうか。大学に在籍する間にそれを探してみてはどうでしょうか。勉強、スポーツ、食べ物、人,物など何でも構いません。これにより、新しい物の見方や新しい考え方を体得できると思います。これを技術開発に生かせないものでしょうか。

主な卒業研究テーマ

●プラズマ支援重合法を用いた高分子薄膜の形成とその分子構造
●プラズマ支援重合法を用いた高分子薄膜の光学特性・電気伝導特性
●真空蒸着法による高分子量子細線の形成とその分子構造
●真空蒸着法による高分子量子細線の光学特性・電気伝導特性
●高分子薄膜を用いた光デバイスの製作
●学生が自由に課題設定できる研究
 (例:地中の汚染物質(重金属)の検出とその除去法、特定の応用を考えた、デジタル回路の設計・製作)

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